温泉宿の魅力

温泉宿というと、日本人なら大抵の方は、リラックスできておいしいお料理とお酒、周辺の観光めぐりやグルメ、特産物のお買い物・・と温泉宿だけに限らず、それに関連した物事に出かける前から心がワクワクしてきますよね。

そして、温泉宿から帰ってきても、お土産を紐解いたりして、家人にその様子を語って聴かせる、というのも、温泉宿の旅の楽しみでもありますね。

温泉宿というのは、こうしてみてくると、単に温泉に入ってリラックス、だけにとどまらない、エンターテインメント的な要素が多分にあることがわかります。

日本人ならではの温泉宿の楽しみ方、あなたならどんな楽しみ方をされていますでしょうか。

温泉宿にとまるというと、普通の出張や旅行などで泊まるようなシティホテルとはまったく違っていることは、日本人ならずとも承知のことと思います。シティホテルというのは、外国風のルールやマナーにのっとって宿泊し、その中で生活をしなければなりませんが、温泉宿の場合には、ほとんど自宅と同じような感覚で過ごすことができますよね。たとえば、浴衣のままで宿内を行き来しても全く構いませんし、近所へブラっと出かけるにしても、寒い季節には丹前などを羽織ったりして、他の外湯へ出かけたりも出来ます。考えてみれば、浴衣というのは、そのままで布団にも入れる着物なのですから、外国風にいえばパジャマのままで外出している、ということにもなります。しかし、浴衣というのは、決してパジャマなどではなく、温泉街においては、立派な外出着としても認められている、世界的に見ても稀有とも言える、日本的文化のもたらした衣服なのですね。